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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2024/04/18 09:29, 提供元: フィスコ

日経平均は216円安でスタート、富士フイルムやソフトバンクGなどが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;37745.04;-216.76TOPIX;2653.43;-9.72


[寄り付き概況]

 18日の日経平均は216.76円安の37745.04円と4日続落して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は下落。ダウ平均は45.66ドル安の37753.31ドル、ナスダックは181.88ポイント安の15683.37で取引を終了した。金利の低下に連れて買われ、寄り付き後、上昇。その後、半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)をはじめハイテクの売りに押され、相場は下落に転じた。ナスダックは終盤にかけて下げ幅を拡大。相場の重しとなり、ダウもプラス圏を維持できず下落で終了した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ナスダック総合指数が1.15%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.25%下落と、ダウ平均(0.12%下落)に比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。一方、日経平均は昨日までの3日続落で1500円を超す下げとなっていることから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、日経平均は37700円台に位置する75日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの下値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は4月1-13日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は1兆7400億円だった。