もちろん経済を知れば社会のすべてがわかるわけではない。だが、リストラされて中央線のホームに佇む中高年の男たちは、近代的自我の崩壊によってではなく、経済的要因によって、プライドが危機に瀕しているのだ。わたしは、無知なためにサバイバルが阻害されるのがいやだった。本書に収められたエッセイは、そういう動機で書き始められた。(本書:「はじめに」より
国が亡びるということ 本当のことを語っているのは誰か
竹中平蔵/佐藤優 中央公論新社 1,430円 国内送料無料 すぐ発送 かごに入れる
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